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家庭環境について思うこと

家庭環境って本当に大事だなって思います。

ほぼワンオペ、無我夢中で子育てをしてきて、子育ての何が正解で、何が間違っていたとか、反省ばかりです。でも、2人の子供が成人してみて、ひとつくらいは、子供から合格もらえたのかな?って思ったことがありました。

それは…

【子供にとって、親元が帰りたい場所】であること

2人とも進学で家を出ているのですが、『帰りたいんだよね』ってLINEをくれたことがあります。

これって、合格点じゃん💕って思いました。

ちょっと付け加えると、離婚したパパにもそう思ってくれていて、パパの方に帰ったり、私のところに帰ってきたり、2か所を拠り所にしていて、それも嬉しいことです。

嫌だったら帰って来ないと思うので✨

自分がそう思わなかっただけに、本当に嬉しいことです✩

【私は、実家が帰りたい場所ではなかった】

自分が育った家庭環境が標準になると、私は思います。

私が育った家庭環境は、社長である父が、理不尽なほど厳しい上に、日常的に機嫌が悪い、怒鳴る、暴言を吐く&暴力を振るうので、家族みんなが怯えて生活していました。

だから、家にいたくありませんでした。

(今なら、児童相談所とか警察が助けてくれたのかな…)

特に、通知表をもらう終業式は、もう大変でした。

2つ上の兄と私は、終業式の一斉下校で、成績がどうだったか?を確認し合います。

なぜかというと、兄、または私のどちらかでも成績が下がると、母は『お前の教育が悪い!』と怒られ、3人まとめて、怒鳴られて、殴られるからです。決まって、夕食の前に1時間くらい暴れるので、ご飯も食べられないし、父の怒りが落ち着く頃は、食欲も失せていました。

小学校中学年くらいまで、どこのお家もそうだと思っていたので、当時の友達が、お父さんに通知表で怒られたことがないって言った時に、本当にビックリしました💦

お家によって違うんだ…すごく羨ましいって思いました。

今思い出しても、穏やかな終業式は、高校生になるまでなかったと思います。

父から離れたい一心で、遠方の大学に進学しました。(卒業後は、実家に強制送還されて、父が決めた就職先に就職となりました。)

経済的な不安なく大学生活を送れたことは、両親のお陰だと心から感謝していますが、毎日、怯えずに心穏やかに生きられるって、こんなに幸せなんだなって思いました。

そして【親元に帰りたい】って思ったことは、一度もありませんでした。むしろ、お盆と年末年始だけ、帰らなきゃならないから帰るって感じでした。

なので、私は、子供から【帰りたいんだよね】って言われたときに、失敗だらけの子育てでしたが、不器用な愛情もちゃんと届いてたんだなぁって思って、すごく感動しました💕

現在も父の支配の中で、色んな思いを感じながら毎日を過ごしています。

でも、自分が選択して起きてることで、誰がどうかじゃないし、過去は変えられないけど、自分の人生を豊かにしていくための材料にしていこう!と、アラフィフ目前で、ようやく思えてきたところです✨

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