読んでくれるあなたへ。「田舎でのんびり育児」なんてイメージとは裏腹に、私もママ友付き合いはがっつり経験しました(笑)。
もし今、「ママ友との付き合いがしんどい」「グループを抜け出したいけれど、その後の関係が怖い」と一人で悩んでいるママがいたら——「目の前のことしか見えなくて辛いかもしれないけれど、少し視野を広げたら、きっとあなたの味方がいるはず」。そんな思いを込めて、当時の私の体験談を少しお話しさせてください。
1. 気づけばイベント漬け…ママ友付き合いがしんどくなったきっかけ
今から15〜16年前のこと。上の子が幼稚園の年長から小学校に入学したばかりの頃、私はまさにママ友の「巻き込まれ事故」に遭っていました。
1人目の育児で、すべてが初めてだった私。「子どもに寂しい思いをさせたくない」「地域のママ友を作らなきゃ」という思いもあり、ママランチ会、ママ飲み会、地域のマラソン大会、子どもの誕生日会……と、誘われるがままに、ほぼすべてのイベントに参加していました。
もちろん、子どもの誕生日会は子ども自身も喜ぶので、参加して良かった面もあります。でも、プレゼントの用意や持ち寄りの準備など、回数を重ねるごとにママ友付き合いの負担は増えていきました。
特に大変だったのが、企画好きなリーダーママの提案から始まった「ママの誕生日もみんなでお祝いしよう!」というお付き合い。手作りプレゼントのクオリティがとにかく本格的で、色紙にメッセージを回すだけならまだしも、プラバンでそれぞれ作品を作ったり、ちぎり絵を合作したり……。アイデアは本当にすごいのですが、当時の私には荷が重すぎました。
下の子のお世話もあり、時間も心の余裕もまったくない。「もう限界……、ママ友グループを抜けたい」。そう感じたときには、ストレスから不整脈が出るほど心身がすり減っていました。
2. 勇気を出して「グループを抜けたい」と伝えた日
限界を迎えた私は、サブリーダー的な存在のママに「これ以上は時間がなくて大変だから、ママの誕生日会からは抜けたい」と、勇気を出して伝えました。
すると、返ってきたのは冷たい一言。「じゃあもう、このグループにはいられないね」。
私はしんどい付き合いから解放されるかもしれないけれど、私のせいで子どもまで仲間外れにされてしまうのだろうか……。そう思うと、悔しさと子どもへの申し訳なさで涙が止まりませんでした。「周りに合わせられない自分が悪いんだ」と、自分を激しく責めました。
でも、後から気づいたんです。無理をして自分を犠牲にしていると、私の機嫌も体調も悪くなる。家の中で笑顔が消え、家庭の雰囲気までどんより暗くなってしまう。「これって、誰のためにもなっていないんじゃない?」と。
3. 卒園旅行のディズニーで起きた、決定的なびっくりエピソード
グループから少しずつ距離を置こうと決めていた頃、最後の大仕事として「卒園旅行にみんなで行こう」という話になりました。バスを貸し切っての日帰りディズニーランド。6世帯、総勢15人ほどの大所帯です。
旅行の数日前、リーダーママから1本の連絡が入りました。「女の子はみんなディズニープリンセスのドレスで行くんだけど、下の子の衣装はどうする?うちにそれっぽいのがあるから貸そうか?」
……正直、耳を疑いました。我が家は親子そろって重度の乗り物酔い持ち。長時間のバス移動を前に、ドレスどころの騒ぎではありません。
下の子には「みんなドレスを着るみたいだけど、私たちはランドに着いたら可愛いミニーちゃんのカチューシャを一緒に買おうね」と約束し、ドレスの申し出はお断りしました。
案の定、行きのバスで私と娘は激しい乗り物酔いに襲われ、やっとの思いでランドに到着。おめかしする余裕なんて本当にありませんでした(笑)。周りの華やかなドレス姿を横目に、「無理に合わせず、断っておいて本当に良かった……」と心から思ったのを覚えています。
4. あのとき「抜けたい」と言えた自分は、間違っていなかった
当時の私と同じように、今まさにママ友関係のディープな悩みの渦中にいる方に、ぜひ読んでみてほしい本があります。私自身、もし当時この本に出会えていたら、あんなに自分を責めずに済んだかもしれない——そう思える一冊です。読めばきっと「わかる……!」の連続で、心が軽くなるはずです。
▼ リアルすぎる心理描写に共感が止まらない一冊
当時の私にとって、ママ友グループを抜けることは本当に恐ろしい選択でした。でも、今振り返れば「あのとき、勇気を出して『抜けたい』と言えた自分は100%正しかった」と断言できます。あんなに悩んだことも、今となっては笑い話です。