家庭環境について思うこと
ほぼワンオペ、無我夢中で子育てをしてきて、何が正解で何が間違いだったのか——反省ばかりです。でも、2人の子どもが成人してみて、ひとつくらいは合格をもらえたかな?と思えた瞬間がありました。
それは……
【子どもにとって、親元が帰りたい場所であること】
2人とも進学で家を出ているのですが、「帰りたいんだよね」とLINEをくれたことがあります。
少し付け加えると、離婚したパパのところにも同じように思ってくれていて、パパの家に帰ったり、私のところに帰ってきたり、2か所を拠り所にしてくれています。嫌だったら帰ってこないと思うので、それもとても嬉しいことです。
自分がそう思えなかっただけに、本当に嬉しいことです。
【私は、親元は帰りたい場所ではなかった】
自分が育った家庭環境が「標準」になる——私はそう思います。
私が育った家庭では、社長である父が理不尽なほど厳しく、日常的に機嫌が悪く、怒鳴る・暴言・暴力があったため、家族みんなが怯えながら生活していました。だから、家にいたくありませんでした。
(今なら、児童相談所や警察が助けてくれたのかな……)
特に、通知表をもらう終業式は大変でした。2つ上の兄と私は、一斉下校のたびに「成績どうだった?」と確認し合いました。なぜなら、どちらかでも成績が下がると、母は「お前の教育が悪い!」と怒られ、3人まとめて怒鳴られ、殴られるからです。決まって夕食前に1時間ほど荒れるので、ご飯も食べられないし、父の怒りが落ち着く頃には食欲も失せていました。
小学校中学年くらいまで、どこのお家もそうだと思っていました。だから、友達が「お父さんに通知表で怒られたことない」と言ったとき、本当に驚きました。
今思い出しても、穏やかな終業式は高校生になるまでありませんでした。
父から離れたい一心で、遠方の大学に進学しました。(卒業後は実家に呼び戻され、父が決めた就職先に就職することになりましたが……)
経済的な不安なく大学生活を送れたことは、両親のおかげだと心から感謝しています。でも同時に、毎日怯えずに心穏やかに生きられることが、こんなにも幸せなことなんだと初めて気づきました。
そして【親元に帰りたい】と思ったことは、一度もありませんでした。お盆と年末年始は、帰らなければならないから帰る——そんな感じでした。
だからこそ、子どもから「帰りたいんだよね」と言われたとき、失敗だらけの子育てでも、不器用な愛情はちゃんと届いていたんだなと、すごく感動しました。
同じような経験をされた方に、参考になるかもしれない本をご紹介します📖
【現在も、父の影響の中で】
色々な思いを抱えながら、毎日を過ごしています。
でも、今の状況は自分が選択してきた結果でもある。過去は変えられないけれど、自分の人生を豊かにしていくための材料にしていこう——アラフィフ目前で、ようやくそう思えてきたところです。
同じように感じている方に、こちらの本もおすすめです📖
過去は変えられないけれど、自分の人生を豊かにしていくための材料にしていこう——そう思えるようになった今が、スタートラインかもしれません✨